躁と鬱

元気なとき楽しい気分のときは、なんだかよくわからないけどとにかく「好き!」と思う。「誰を」でも「何を」でもなく、全体的に圧倒的に「好き!」という感じ。強いていうなら「世界を」! もはや誰のことも何のことも好きになれそうな勢い、良いことも悪いことも含めたすべてを愛せそうな勢いである。しかもそれが永遠に続くような気さえしてしまう。躁。

気が滅入ってるときはすべてその逆である。鬱。



でも最近はそんなに上がり下がりが激しいわけではない。鬱のときでもそこまで人のことが嫌いになったりはしない。

一人になりたいとは思う。そして「死にたい」とか「死んだほうがましだ」とか試しに心のなかで言ってみて、「いや、そういうのは良くないぞ」と返す。

不必要に自分を卑下したり、ネガティブになってみたりするのは一体なんなんだろう? 心の中なら誰にもばれないと思って、隠れてむちゃくちゃなことを言ってみたがるのである。試験的に暗い気持ちになっていこうとする心理状態(好奇心からか?)。「いや、そういうのは良くないぞ」。暗い気持ちになるときは、過不足なく。