つぶやくことないのにむりやりツイートしなくていいし、書くことないのにむりやりブログを書く必要なんかないのだ。そういうことをするからウソをつかなきゃいけなくなる、自分をごまかさなきゃいけなくなるのだ!

でも、なんでもいいからなにか書くのだということだけが先に決まっていて、書く内容は後からでっちあげるというのもわりに正しい道のりなのかもしれない。というか、それって普通じゃないか? 僕は一体全体なににこだわっているのか…?

(例えば、この文章で僕はまったくウソをつかなかったと胸を張って言える自信がない。それまでなにも感じてなかったくせに、ブログに書くためだけにむりやり感情を引っ張りだしてはいないだろうか? そういうのってどこか間違っているように僕は思うのである。

とはいえ、この括弧書きにより僕はいくぶん正直者でいることができる。ごまかしの後に「ごまかしたかもしれません」という白状を加えれば、つまり「すべて」を書けば、書き手はそれなりに正直者でいることができるのだ。)