いらいらしたり嫉妬したりは、小さいことも含めればしょっちゅうしている。「なんだっていらいらしたり嫉妬したりせにゃならんのだ、まったくその必要がないうえに、僕にはそんな資格もないことは分かっているのに」とは思うんだけど、してしまうときはしてしまう。僕は自分の想像力のつくりだす「ある種の幻想」に対して、いらいらしたり嫉妬したりしているのである。誰も僕がそんなことでいらいらしたり嫉妬したりしてるとは思わないだろうな、というくらい意味のないいらいらと嫉妬である。分かってはいるんだけど…