バイトのつらさが激減した(今日はなんか眠かったけど)。人前に出ることに苦を感じなくなってきている。これまでどれほどの負荷を自らに課して(むだに神経を使って)人と接していたのだろう。ここ一年半ほどずっと降下していたが、いまやっと上昇している感覚がある。(このまますべてうまくいくといいのだが。大学を卒業しないと。)

いま『フラニーとズーイ』を読み返している。僕はサリンジャー世界の少年少女たちからかなりの励ましを受けてきた。「サリンジャーの小説に出てくる少年少女たちみたいに僕は頭脳明晰(?)で、それがゆえにこんなに苦しんでいるのだ」と言いたいわけでは決してない。だけど、勝手に彼/彼女らを戦友みたいに思っている。とにかく「励ましを受けてきた」という事実はあるのだ。

戦友みたいに(勝手に)感じている人は同学年にも何人かいる。ひそかに思っているだけだし、別にそこまで仲が良いわけではない(それは僕の力不足ゆえである。これから仲良くなれるかもしれない)。僕たちは「子どもから大人になるまでの期間」における苦悩や葛藤を「ちゃんと」経験しているのだ。それは立派なことである。(みっともないこともたくさんしてしまうけど。)