心の持ちよう

ふつふつと煮えている
それをどのように片付けるべきか
氷水を浴びせるべきか
通りすぎるのを待つべきか
他の火をもって為すべきか

いくつかの期待が浮かんでいる
触れれば何かは起きるだろう
いったい何が起きるだろう
気持ちの準備は足りているのか

強く心に決めたことでも
いずれは懐かしさに変わるだろう
その過程にいらいらしてしまう
つなぎとめておけるものなど
この世界にはひとつもない

心の持ちようのもんだいがあって
心のそとには現実があって
それらすべてを見たうえで
気持ちをひとつに束ねなければ
ひとつの自分が動かなければ