寂しいのかもしれない……。まだよく分からない。たとえ寂しいとしても、こんなに寂しくなさそうにふるまっておいて、今さら「寂しいです、助けてください」とは言えない。一時的なものと思いたい。一時的に寂しくなるくらい、耐えてもらわなかったら困る。

バディーがズーイに宛てて書いた手紙を、もう十回くらいは読んでいる(というより眺めている)。心を広げてくれるようなものが必要だ。世の中はそういうもので満ちているべきだ。深呼吸して肺を大きくするみたいな気持ちにさせてくれるもの。