黒子みたいに自分の顔を隠してしまう、それでも幸せに生きていけるようなやり方で、人は生きていかなくてはならない。

すべての人が心の底から望んでいるのは、自分がどういう人間であるかにまったく関係なく、自分のことを無条件に愛してもらうことである。顔とか身体つき、名前、年齢、肩書き、何を言うか、何をしているか……など、そういったもののすべて(自分にまつわるもののすべて)が自分から失われ、もはや自分が自分であることの確認ができなくなったとしても、以前とまったく同じように他者に受け入れてもらうことである(神様がいればそれができるし、愛とはそういうものでなくてはならない)。

ブログもツイッターも本当はやめたい。僕はこんなにも素晴らしい人間なのだと主張しているみたいな気持ちにさせられることがある。できることなら、そういうことのすべてをやめにしたい。