「ぼくがこんなことを言うのは、万一ぼくたちが悪い人間になるときのことを思ってなんです」とアリョーシャはつづけた。「でも、どうしてぼくたちが悪い人間になる必要があるでしょう、そうじゃありませんか、みなさん? 何よりもまず、善良に、それから誠実にありつづけようじゃありませんか、そしてそれから、けっしてお互いを忘れないようにしましょう。(…)」
(ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』)

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