「私のことを悪く思っている人、私と口論したことがある人、私が不快な印象を与えた人に出会ったら、どうか彼らにそのことは忘れるように言ってください。私の魂には憤りも悪意もありません。いま、この瞬間、これまでに知り合った人たちの誰彼をつかまえて抱擁し、愛したい気持ちで一杯です。これは喜びです。きょう、死を目の前にひかえ、懐かしい人々に別れの挨拶を言っていたとき、その喜びを私は味わいました」(ドストエフスキー、兄ミハイルに宛てて)

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