他者に怯えている人や、人間不信の状態にある人を相手にする時には、少し自信なさそうにするくらいが丁度いい。相手を怖がらせないことが一番肝心。自分のささいな言葉、態度が、彼らのその後の将来を決定する。それくらいの責任を持った方がいい。ほんの少しのキツい言葉が、彼らと社会との繋がりを永久に断ち切ってしまうかもしれない。心の檻に完全に閉じ込められたら誰もそこから出ることはできない。彼らは生きるか死ぬかの瀬戸際である。頼りにできるのは外からの救いの手だけである。

 そういうのが面倒くさいと思う人は、そういうのが面倒くさいと思う人とだけ付き合うべきである。それはそれで健康的な社会ができあがる。

 アリョーシャ。もしくは、アシタカみたいになりたい‥‥‥

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